瀬尾の世の中浪漫紀行

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改めて考えるドラクエⅪ成功の秘訣

こんにちは瀬尾です。

発売から役三ヶ月が経過した ドラゴンクエスト過ぎ去りし時を求めて

発売直後くらいから面白い!最高!眠れない!と各方面から良レビューの嵐だったこの作品の成功した理由を探っていこうと思う。あの時が過ぎ去った今まさに

変わらない『ドラゴンクエスト

ドラゴンクエストは1の頃から大まかなシステムは変わっていない。それは成長の無いように思えるが11作目まで続いた有名タイトルともなればご存知!ドラゴンクエストである!と言わんばかりの説得力になる。今回の作品も変わった部分も多いものの基本的には同じ構造で出来ている。ドラゴンクエストと比肩する某有名RPGは幾度となく意欲作を繰り出して来たがマザーシップタイトルにおける意欲作は諸刃の剣であり、現行のタイトルはまじんぎりの如くユーザーにダメージを与えてしまった。変わらない美味しさ日清チキンラーメンみたいなクオリティが古参ユーザーに響いたに違いない。

魔王討伐なんてお手軽さ

ドラゴンクエストⅪははっきり言って難易度は決して高くない。難易度の低いゲームは時としてぬるゲーなるレッテルを貼られがちだがドラゴンクエストに関しては少し違った。実際瀬尾はそこまでプレイする時間が無かったのだが一日1時間とやれば確実にストーリーは進んでいたのである。過去作品なんてやたらめったら強いボスが登場して足止めをくらったり夕飯前にプレイする→ダンジョンが魔窟過ぎて出れない→夕飯できたわよー→セーブ出来ない→怒られる→やむ終えず後日に改めて挑戦する。といった状況に陥ることもあった。(夕方RPG事変)

限られた時間でもサクサク進む=間延びしない=俺!ドラクエやってるじゃん!というプレイ意欲を無くさない現象が起こる。これは古参ユーザーはもちろんのこと始めてドラゴンクエストをプレイする人にもぴったりな難易度である。

推理欲を掻き立てられる『これってもしかして感』

踏み込んだ話になるがドラクエⅪは過去作品の設定が所々に散りばめられている。『これってもしかしてあれじゃないの?』とファンなら無意識に予想してしまう。これも最後までプレイした大きな要因である。ここでのネタバレは伏せて置くがドラクエファンでまだドラクエⅪをプレイしていない人は是非プレイすることをお勧めする。最後のムービーがえらいことになっている

まとめ

なんだかんだドラゴンクエストは古参ユーザーがとても多い。過去作品と比べて批判したり、ゲームをする時間が限られているのに難しくて全然進めなくてやめたなどということが無いようにユーザーを引きつけて飽きさせない努力に全てを尽くした事が成功の秘訣だろう。 一方過去の作品で思い出になることといえばストーリーもさることながら鬼畜だったボス魔窟過ぎるダンジョンが多いと思う。ドラクエⅪにはそんな足止めを食らった思い出がないのでそういう意味では良作品ではあったが思い出は残らない軽い作品だったと思う。そこはストーリーで補っているのだが。結局は昔の思い出に勝つのはすこぶる難しいわけでそんな過去作品があったから今がある。そしてそんな過去作品に恥じないように良ゲーと言わしめたドラクエⅪは大成功だったに違いない。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式サイト | SQUARE ENIX